なぜ、彼はそこまで深く、若者の人生に本気で向き合うのか?
その答えは、時代の変化の狭間でもがく、若者ひとりひとりの「悩み」の中にある。
多くの若者が悩む「はたらく」というテーマに、キャリアスタート株式会社(本社・東京)社長の下山 慶一郎は、人生を懸けて取り組むと決めた。
学生時代の下山は、アルバイトや遊びに熱中し、就職活動が出遅れた。
やりたいことも分からず、業界研究も不十分。留年して自信も持てなかったが、この就職活動が、彼の人生を変えた。
きっかけは1冊の本。
毎日、自己分析と将来ビジョンの形成に取り組んだ。
結果、書類選考や1次面接で100%落ちていたが、複数の企業から「ぜひうちに来てほしい!」と求められるほどに。
その時、『自己分析』で辿り着いた人生のテーマ。
「世の中で一番大事なのは『人』だ。
人と深く関わり、その成長を応援する仕事がしたい。
俺も世の中を明るくするような、大きな男になる!」
そしていつか、社長になろうと決めた。
野心を胸に選んだのは、人材業界トップランナーのリクルートだった。
入社面談で聞かれた配属先希望の際に、彼はこう答えた。
下山が担当したのは前任者が倒れ、2ヶ月も放置されていた取引先。先方担当者はすっかり呆れており、現場で働く派遣の人たちからの信頼も、地に落ちていた。
だが彼は逃げなかった。
本気で向き合い、通い続けた。
やがて凍りついていた空気が溶けはじめ、受注が伸びた。
気づけば、個人としてMVP表彰を何度も受けるようになった。
しかし、2009年冬。
リーマンショック。一気に、仕事が消えた。
下山を打ちのめしたのは、応募先を失った若者たちの姿だった。
底冷えするような無力感。
___誰も悪くない。それでも社会の椅子が減れば、力無き若者から順に弾き出されていく。
世の中の全員が「仕方ない」と片付けたその出来事。彼は、仕方ないで終わらせなかった。
経験もスキルも無い。だから、自信もない。
そんな若者にこそ、本気で向き合いたい。
自分の足で立てるように。
その想いが、キャリアスタート設立の原点となった。
しかし、会社を立ち上げてからの道のりは、想定通りにはいかなかった。
当初、下山が目指したのは、若者に「キャリア教育」を授ける仕事だった。リサーチを進めるうち、教育だけでは事業化が難しいと気づく。
恩師に相談を重ね、人材紹介の中に、キャリア教育の要素を組み込んだ。企業紹介の前に、人生を良くするための面談から始める。それが、今のビジネスモデルの原型となった。
経営は、平坦ではなかった。契約が取れても、入金は二ヶ月先。一時は口座残高6万円まで落ち込んだ。
一方、求職者たちは、新卒で入った会社が合わず、次の道を探しはじめた者。家庭の事情で進学を諦め、アルバイトを転々としてきた者。
大半が、未だ、何者でもない若者たちだ。
下山たちにも、売上目標がある。
だから本音を言えば、若者には紹介する会社に応募してほしい。
それでも下山は、社員にこう言い続ける。
目の前の若者を、ノルマを埋める数字と見なした瞬間、自分たちの存在意義を失う。
向き合っているのは、案件ではなく、一人の若者の人生なのだ。
なかには、こんな若者がいた。心の病から立ち直ろうとしていた女性。いきなりの就職は難しい。下山はまず、アルバイトを勧めた。
3日に一度、週に一度、少しずつ言葉をかけながら、彼女が自信を取り戻していくのを見守った。履歴書に書ける経歴ができ、彼女は正社員への道を歩きだした。
こういう言葉を聞くたび、下山は、思う。
__そうだ。これなんだ。俺が人生をかけてる理由は。
自分たちの仕事は、ただ若者に職を紹介することではない。若者が自分の力で立ち、一人前になった姿を、自分自身、そして応援してくれる周囲の人と分かち合うこと。
「稼げるようになったら、まずおふくろに…」という青年もいる。
彼らが本当に向き合っているのは、若者の履歴書ではない。その向こうで、我が子の自立を願いながら眠れぬ夜を過ごしてきた、親たちであり、自分自身の将来を背負っている若者自身、やがて生まれるかもしれない新たな家族たちにつながる若者の「あり方」だ。
親が、我が子をどう社会に送り出せばいいか分からず、立ち尽くす…
そんなとき彼らは、親に代わって、その子の背中をそっと押す存在でもあるのだ。
” 親に、ちゃんと
子育てを終わらせてあげること ”
下山が、求職者と社員に伝え続けている、若者が自立し始めた先に生まれる価値だ。
だからこそ、紹介先企業も厳選する。確かな未来を描けて、誇りを持って働ける会社。親たちが安心して、我が子を託せる会社を。
多くの若者は、自分に合う職場がわからないまま、スマホで目についた会社へ就職する。
そして合わずに苦しんで辞めれば、第二新卒やフリーターとして、自分から社会のレールを降りたように見られてしまう。意欲や力があったとしても。
だから、流されるように生きてきた若者に「自分の人生を、自分で選ぶ経験」をしてもらう。
彼らをもう一度、第一線で輝く力に変える。
若者と企業、その両者を深く知り、適材適所を実現する。
それが、キャリアスタートの仕事だ。
成果は数字に表れている。紹介した若者達の「入社後3ヶ月定着率」は過去最高94%を記録し、紹介先企業からNo.1パートナーとして表彰されている。
また求職者(キャンディデイト)に「人生を良くしよう」と語る以上、自社の社員にも他社以上の働きがいと待遇を用意しなければ、筋が通らない。
新卒が数年で半分以上辞める会社もめずらしくない売上優先のこの業界で、キャリアスタート社員の定着率は直近5年平均で93%、離職者ゼロの年もある。
下山は、笑ってそう言う。
今、キャリアスタートは東京・大阪・福岡で社員130人を超え、若手人材領域でNO.1を目指している。
面接で「俺は要求が高いよ」と告げる下山は、こうアドバイスする。
若者が長く活躍し、生き残るための「勝てる場所」を、彼は教える。
キャリアスタートへの入社は、決して楽な道ではない。成長ベンチャーの忙しさも、日々泥臭く人と向き合う覚悟も求められる。だがその先には、下山が約束する景色がある。
年次ではなく、実力で引き上げる教育・評価制度だ。ITカレッジなどの新規事業を任され、市場価値の高い人材へ駆け上がる。新卒4年目で部長になり年収1000万円を超える、そんなチャンスが、この会社にはある。
「自分の人生を、本気で良くしたい」
「誰かのために、全力で役に立ちたい」
少しでもそう願うなら、この会社には、
「ここに来てよかった。あなたのおかげで、キャリアが始まりました」と
心から感謝される仕事がある。
キャリアスタートは、「20代就職・転職者のパーソナルコーチ」のプロ集団だ。一対一で、その人の人生に真剣に向き合う。深く知るからこそ、ミスマッチを減らし、若者と企業の双方から喜ばれる。
日本の未来を担う若者たちを、新たなスタートへ、そして再起動へと導く。
あなたが本気で「誰かの人生のメンターになれる仕事」を望むなら。
その答えは、下山 慶一郎が待つ、このドアの向こう側にある。
